COLUMN

鍼灸と頭痛【症例と治療方法】

頭痛の症例です。
写真掲載許可頂いた患者様ありがとうございます。

治療方法をざっくりとご紹介します。

◇基本方針
・全身の気、血、津液の巡りを良くする
・頸部、後頭下筋群の筋肉の緊張を緩める
・顔面部、特に目の周りやこめかみ、咀嚼筋を緩める

まずはうつ伏せで「天柱」「風池」「完骨」「百会」「肩井」といったツボや頭蓋骨の縫合部(頭蓋骨は10種16個、顔面骨5種7個で構成されている)に鍼をします。
狙いは後頭部の下あたりにある筋肉の緊張を緩める為と、頭蓋骨の縫合部のつまりを解消する為です。

その後に仰向けで足やお腹に鍼、お灸をしてから顔面部へ。

目の周りの筋肉や目に影響するツボに顔面用の細くて短い鍼を刺します。
まぶたの上にはパイオネックスという置き鍼を貼って完成です。

頭痛や目の疲れにお悩みの方、パソコン作業等デスクワーカーの方、在宅勤務で目に疲労が溜まっている方におすすめです。

眼精疲労、意外と侮れませんよ。

院長

新宿三丁目-川畑鍼灸マッサージ治療院コラム鍼灸と頭痛【症例と治療方法】