COLUMN

水泳選手のケア

国士舘大学で同級だった平野くん(競泳、フィンスイミング、ライフセービング、帝京大学水泳部監督)の紹介で水泳選手がケアにいらしてくれます。

治療後はみなさんベストを更新した選手や生涯ベストに近いタイムで泳げた選手が続出しているので、私も嬉しくなってしまいます。

さて、大事な治療のポイントですが、最も大事なことは「肩関節の可動域の改善をすること」です。

特に肩甲下筋という筋肉は肩甲骨の裏側にあるので、鍼が最も有効です(マッサージや電気は届かないため。マッサージはギリで指が届くくらい)。

あとはローテーターカフや前鋸筋などを弛めると一気に可動域が改善します。

水泳選手だけでなく、バレーボールやバドミントン、野球やハンドボール、アメフトのQBなど腕を使う(振る)競技には特に有効ですね。

ダンスでも肩甲骨から腕を動かせるようになるので自分の身体以上に大きく、かつ、しなやかに動かすことが可能になります。

肩甲骨が寄理、上半身の動きが明らかに変わる感覚を是非ご体感ください。